新春を迎え、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
日頃より沖縄病院の医療活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
新しい年の幕開けにあたり、院長よりご挨拶を申し上げます。
大湾 勤子(おおわん いそこ)
沖縄病院院長の大湾勤子は、琉球大学医学部を昭和62年に卒業後、同大学院で学位を取得。呼吸器内科を専門とし、30年以上にわたり呼吸器疾患の診断・治療に従事してまいりました。
日本呼吸器学会専門医・指導医をはじめ、気管支鏡、感染症、結核・抗酸菌症など多数の専門医資格を有し、特にびまん性肺疾患、呼吸器感染症、肺癌の分野で豊富な臨床経験を持ちます。
また、がん治療認定医として緩和医療にも力を注ぎ、患者様一人ひとりに寄り添う医療を実践しております。
皆様とともに歩んでまいります
新年あけましておめでとうございます。2026年の年頭にあたりご挨拶を申しあげます。
当院は「患者様の立場を尊重し、高度で良質な医療を提供する」理念を掲げ、診療に努めてまいりました。2025年は、全国的にも病院経営の厳しさや人材の確保の困難さが課題となった年で、当院でも課題解決に取り組んできていますが、道半ばといったところです。
さて、2026年は干支は午年(うまどし)で、「情熱」「挑戦」「変化」がキーワードと言われています。午年にちなんで「馬」にまつわる故事として「人間万事塞翁が馬」について考えてみました。
『塞翁という名の老人が所有する馬を野に放ったところ、野生の馬と一緒に駆け出していなくなってしまった。残念な出来事だと思っていたら、数日後その馬は駿馬を連れて帰ってきた。喜んで駿馬に乗った孫は、落馬して骨折してしまった。不幸だと周囲の人々は言った。しかししばらくすると、国が戦争を始め、若者は徴兵されるようになったが、塞翁の孫は足が不自由で徴兵を免除され、人々は幸運だと気付いた。』
この故事を通して、発生した出来事に対して一喜一憂するのではなく、より能動的に、物事を多角的にとらえて、順境の時に喜び、逆境の時に反省して次へすすんでいく、PDCAの展開として積極的に取り組んでいきたいと思います。変化していく自然環境や社会情勢の中において、積極的に柔軟にかかわっていく姿勢を持ちたいと思っています。
地域の皆様、患者様やご家族の皆様には、日頃より当院の医療活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。また、近隣の医療機関や介護施設の皆様には、連携にご尽力いただき感謝申し上げます。2026年も地域に根ざした医療機関として、皆様の健康を支えてまいる所存です。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2026年1月
独立行政法人 国立病院機構 沖縄病院 院長
大湾 勤子
