病理診断科
特徴及び診察内容
病理診断科では、内視鏡などの生検や手術で採取された、患者さまの組織や細胞を顕微鏡で観察し、病理診断をつける役割を担っています。
腫瘍の良悪や組織型の確定、腫瘍の広がり等を判断し、治療方針や、手術後の追加治療の有無などの決定に深く関わっています。術中迅速診断と言って、手術中に組織型などの評価をすることで、直接、手術の術式の決定と関わることもあります。また、不幸にしてお亡くなりになられた患者さまで、ご家族の同意がいただけた場合は、病理解剖を行うことで、生前の診断や治療について、臨床医とともに検証し、今後の診療に役立てる様、努めております。
直接患者さまと接することはありませんが、病理診断により、より質の高い医療を提供し、患者さまのよりよい治療に繋がる様、日々努力していきたいと思います。
医師紹介
役職 | 氏名 |
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病理診断科医長 | 熱海 恵理子(あつみ えりこ) |
①2020.1月-2023.11月 遺伝子検査提出数
②マルチプレックス遺伝子検査では57%で遺伝子変異が検出されました。
③遺伝子変異検出ではEGFR変異が最も多く(43%)と次いでKRAS変異(30%)を多く認めました。